定義趣旨の重要性
弁理士試験の論文本試験では、規定趣旨を聞く小問が近年よく出題されています。ダイレクトに趣旨を聞かれた場合、全く覚えていなければ、解答に窮することになります。そして、制限時間の少ない論文本試験で趣旨の書き方に悩みだすと、どんどん時間がなくなってしまいます。そうすると、本来書けるはずのところまで時間不足で書けなくなるという事態が発生します。
また、弁理士試験の最終関門である口述試験では、規定の定義や趣旨、理由付けをよく聞かれます。定義は、短答突破までの条文レベルの理解で答えることができますが、趣旨はしっかり覚えていないと答えることができません。また、用語の意味や、規定内容の理由まで聞かれるのが口述試験です。
この趣旨や規定の理由をマスターしようとする場合、通常であれば、基本レジュメや基本書が必要になります。
しかし、基本レジュメや基本書は、論文合格者やそれに近いレベルの受験生であれば当然知っていることまで書かれており、非効率的であるという問題点があります。
凝縮塾では、定義趣旨、規定の理由を効率よく学び、論文試験や口述試験でダイレクトに聞かれても回答できるようになるための定義趣旨凝縮講座を提供しています。
定義趣旨凝縮講座の特徴
定義趣旨凝縮講座は、知的財産権(特、実、意、商)の重要な定義趣旨、および規定の理由付けなど、論文合格レベルかそれに近いレベルの受験生でもダイレクトに問われると答えに窮するような点をまとめた講座です。
本講座では、定義、趣旨、用語の説明等(主に用語の意味と規定の理由)に絞り込んだ定義趣旨凝縮テキストを提供致します。
「定義趣旨凝縮テキスト」には、主だった規定の定義趣旨、重要な用語の説明、規定の理由付けが分野別に整理して掲載されています。また、近年の法改正の理由や趣旨も掲載されています。さらに、覚えてなければならない超重要の判例も掲載されています。
また、「定義趣旨凝縮テキスト」には、暗記すべきキーワードに下線が引いてあります。このため、長い趣旨を覚えなくとも、キーワードで端的に理解・暗記できます。これにより、口述試験でダイレクトに聞かれてもキーワードで簡潔に答えて理解度をアピールすることができます。また、時間のない論文試験の小問で趣旨が聞かれても、正確かつコンパクトにまとめて書ききることができます。
講座中では、このテキストを用いて、覚えるべきキーワードを中心に、特に論文、口述で重要な点をメリハリをつけて簡潔にして読み上げていきます。これにより、移動中などでも短時間に何度も復習することができ、重要点を効率よくマスターすることを目的としています。
このように構成された本講座は、中級者のレベルアップ用に、また上級者の重要事項の再確認用に活用でき、ポイントを押さえて効率よく学習を進めることができます。
テキスト
本講座で使用する「定義趣旨凝縮レジュメ」は、重要なキーワードに下線が引かれています。この下線部分を中心に理解、暗記していくことで、重要ポイントを効率よく正確に学べる構成になっています。
また、ほとんど全ての内容が、問題、解答という形式で改行されて掲載されています。このため、下敷きや定規、あるいは紙などで1行ずつ隠した状態で読み進み、暗記できているか確認しながら進めていくことができます。
これにより、電車内など、場所を選ばずに繰り返して復習し、暗記できているか確認することができます。
参考「定義趣旨凝縮レジュメ」全119頁(特、実、意、商)
スケジュール
定義趣旨凝縮講座の受講スケジュールは、次のようになっております。
受講時期
■年中の任意の1月程度
※定義趣旨凝縮講座は、年中いつでも受講することができます。
※講師の勧める受講タイミングは、論文試験終了から口述までの知識補充、年末年始での集中知識補充、短答免除者の春の知識補充、論文直前期の知識補充となっております。学習計画にあわせて、適切な時期にご受講ください。
講義全体のスケジュール
定義趣旨凝縮講座は、次のスケジュールに沿って講義が進みます。
受講生のペースで自由に進めていくことができます。
受講のお申し込み
受講を希望される方は、ご希望の講義媒体(mp3,DVD)に対応する下記の「カートに入れる」ボタンをクリックして、必要事項のご入力画面へお進みください。
必要事項の入力画面(ショッピングカート)が表示されます。
※講義媒体
mp3は、MP3プレーヤー、およびパソコンで視聴できます(音声のみ)。CDに記録されています。
DVDは、通常のDVDプレーヤー、およびパソコンで視聴できます(映像と音声)。